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検索ワード [義足生活]

いや〜もう2月ですけども。

こんな調子でウダウダやってたらあっと言う間に3月。ブログ始めて1年経っちゃいますなぁ〜。

気付くと1年近く経っている訳で、始めた当初はブログの機能とかも全然分からなくて、そのままのテンプレートでやってたんですが。あ、それは今も同じかw

いえね、最近ブログの機能の中に「検索ワード」ってのが有る事に気付きましてね(今さらかいっ!って突っ込みはナシの方向で)。それを見ると、僕のブログにどんな検索をかけて入って来たかが分かると言う、なんとも素晴らしい、ある意味恐ろしいシステムが組み込まれておる事に気付きまして、非常に興味深く拝見していたワケですよ。

まぁ細かいアレは置いといて、やはりいつも入っている検索ワードってのが幾つか有りまして。おそらくダントツ1位は「義足」に関係する言葉。次ぎが「車椅子」に関係する言葉。そのあと「髄膜炎」「原発性免疫不全」「低ガンマグロブリン血症」なんかが同じくらいの比率かなと。

1位の義足に関しては後で書くとして、2位の車椅子。これは、単に「車椅子」の検索ワードよりも車椅子での生活とか車椅子でのリハビリに関するワードが多い様に感じました。

僕の場合、基本的に「脱車椅子」を目標にリハビリを進めて来たので、正直言って車椅子生活での不便さにあまり直面しませんでした。幸せなことに。
自宅では義足以外の時は膝立ちですし、市街地や繁華街に車椅子で出かけても大抵の場所やお店は車椅子でも対応してくれます。僕の住む札幌は中心街には地下街が有り、めぼしい場所には地下街から行ける場合が多く、そういった意味では車椅子には優しい街なのかも知れません。さすがに冬は厳しい街ですがw

さてさて、1位の「義足」ですが、なんとなく分かる気がします。実際僕も直面しましたからね。車椅子と大きく違う所は、何と言っても外見上は分からない所に尽きると思います。車椅子だと乗ってる人を見れば、あぁ足がわるいんだなってあからさまに分かるけど、義足で上手に歩いてる人は殆ど健常者と見分けがつかない。

色々な理由で義足ユーザーになった人、またはこれからなる人には情報の仕入れ先が病院の医師、リハビリの療法士、義肢装具師くらいしか無いんですよね。
それこそホントに歩ける様になんのかな?とか、みんなリハビリはどんな事やってんのかな?とか。義足が出来たら出来たで、断端がこんなコトになってんだけど大丈夫なん?とか、こんな時にみんなどうしてんの?とか、この場合の良い解決策は?とか。もう数え上げたらキリが無い。

北海道の場合は調べてみた限り、義足ユーザーの集まりみたいなのが見当たらない。東京だと鉄道共済会って超有名な病院がありまして、そこの臼井さんて技師さんが主催している義足ユーザーのスポーツクラブなんかが素晴らしい活動をされておりましてね。興味が有る方は是非検索してみて下さいな。

札幌みたいな大きな街に、どうしてその手の集まりが無いのか凄く不思議。
べつに傷口を舐め合いましょうwってんじゃなくて、こんな時どうしてます?とか、◯◯ってメーカーの△△ってどうなんでしょうね?とか、そう言った情報を得たい訳ですよ。あくまでも義足ユーザー目線からの情報。
いっそのコト、義足ユーザーの集まりを作ってしまおうかなと思ったりもする訳ですよね。わりと本気で。

いやぁ〜悩ましい問題ですなぁ〜

ただ今のBGM
気絶する程悩ましい〜by  Char


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義足生活-7 [義足生活]

結果はどっち!?オレ!?


検査結果が出る日、奥さんも色々と手に着かなかった様で、思いのほか早めに病院に到着でした。丁度点滴も合間だったし、主治医との約束の時間までも結構有ったので1階のオサレなカフェ〜へ。

思い起こせば、このカフェにて自分で注文すらまともに出来んかったんだな〜と、色々思い出したりなんかして。2人して少々感慨深くなっていると自ずと話題は本日の結果発表の件へ。
もし残念なことに多発性骨髄腫だった場合、はたしてどうしたもんかと。
二人して出した答えは、抗がん剤は使わずに寿命ぎりぎりまで家族と楽しく暮らす。抗がん剤を使ったとて予後に大した期待も持てず、ただただ体力も衰えて病床で生き長らえるよりは、元気に動ける残りの期間を子供らや家族のために、そして悔いが残らぬ様に。

そんな一大決心をもっての結果発表。
結果、分類不能型原発性免疫不全症候群。  ???

なんですか?   ソレ?

ゲンパツセイメンエキフゼンショウコウグン

だそうです。
先天的な要因で免疫系に問題が有るらしく、抗体が作られないとか。
症状の中に、肺炎を繰り返すとか髄膜炎を繰り返すとか、中耳炎を繰り返すとか他にも色々有ったけど、結構思い当たるフシが多々。
一般の健常者には「ちょっとした風邪」とかでもすぐに重症化しやすく命取りになると。また、色々と合併症もおこしやすい、耳鼻喉系の病気から発展しやすい等々。まさにドンピシャですわ。

最初はノドがちょっと痛いかな?って。これは銀のベンザかな?って。
それが段々熱っぽくなって来ましてね。アラ?これは青のベンザですね〜ってw
そのウチ鼻がグズグズして来まして、とうとう黄色のベンザに手を出して三色そろい踏み。
そんなコトなら最初から早めのパブロンにしとけば良かったのか?って思った刹那の入院ですわ。入院した時点で髄膜炎と劇症肝炎腎不全&敗血症。まさに風邪の諸症状を入り口に合併症。しかも抗体ナシで対する敵は電撃型髄膜炎w、丸腰にもホドがありますぜw。第七艦隊vs手漕ぎタライの一寸法師ですわw。

「原発性免疫不全症候群」は、病名ではなくザックリとしたカテゴリー的なものらしい。音楽で言う所の「Rock」みたいなモンでしょうなw
ロックったってそりゃアンタ的な話しで、ハードロックもあればサザンロックもブルースロックもあるし。パンクロックを忘れちゃユルさねぇゾって人も居れば、グラムやプログレも知らんのか!のお怒りの声も当然聞こえて来ますわなw

まぁロックはともかくとして、要するに免疫が不全ですよと。
じゃぁ、不全だとど〜なるのか?ってコトになりますわなぁ。
ざっくりボクなりの解釈でいきますとですね、常日頃から僕達は多種多様な雑菌やらウイルスやらと接しながら生きている訳なんですが、人体にとって有害な菌やウイルスが入って来ると、抗体達が集合出動してそれらをヤッつける訳ですわ。その時点で退治出来れば自覚症状が出ないまま何事も無く。
また、退治出来なかった場合その度合いによって(例えば風邪なら)、ちょっとノドがイライラして痰がからむとか、すこし寒気がするとかに始まり、がっつり熱が出たとか、頭痛が酷いとか、とにかく咳や鼻水が止まらない等々。
それらの症状は、言うなれば「ばい菌と戦ってますよ〜」ってことで、抗体君達は身体の平和維持のため次々戦死して行っとる訳ですな〜。健康な人は新しい抗体が次々造られて行きますから良いんですが、僕の場合は使われたら減って行く一方なんですわ。抗体が作られない症候群なんで、なんせw

そんで抗体が無くなるとどうなるか?
そりゃ〜もぉくどい様ですが前述の通りですよ。
まず銀のベンザに始まりw次に青のベンザを買い足し、結局黄色のベンザを買った時点で最初から早めにパブロンにしとけば良かったと後悔した所で入院ですよ。
そしてまた大海原に手漕ぎのタライでいざ出陣ですわw
出てったトコロでズバッと斬られて髄膜炎、返す刀で合併症w。

もしまたそんな丸腰で強敵と戦う事になったら、今度は五体満足では戻れないだろうな...。つ〜か既に足2本短くなってるしw。
なのでこれからの季節、風邪だのインフルエンザだのが流行り出すので結構恐怖を感じます。なんせ目に見えないからなぁ〜相手が。まぁ、かといってピンポン球くらい有っても恐いけどw
北海道はもう週間天気予報にも雪マークが登場。近所の駐車場でも冬タイヤに交換作業中の人をかなり見かけます。

去年というか昨シーズンは晩秋から真冬の間に何度も短期入院をしました。今シーズンもつい先日2週間ほど。今年はどうなることやら。
次回は原発性免疫不全症候群の治療について書こうかなと。

果たして治るのか!?オレ!?


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義足生活-6 [義足生活]

ホントに有難いと思ってんのか!?オレ!?

いや〜有難いことにリアルタイムでの入院も無事に退院できまして。
ただただひたすらに抗生剤を点滴する毎日でした。早朝6時から深夜12時まで。
アレって飲んでも効かんもんなのかな〜w
連日ひっきりなしにチューブ繋がれて、ポトポト1滴ずつ落ちる雫を見ていると、少々味がマズくても一気のみで1瓶ずつ片付けてやりたくなりますなぁ。


さてさて時系列は今年の2月。予定では、数ヶ月前に接種した髄膜炎ワクチンの抗体が出来ているか調べる時期。
その検査の受診予約日に主治医のもとへ。毎度受診事毎に血液検査もするので、先ずは受診前に採血。結果が小一時間程で出るのでその後受診の流れ。
その待ち時間に食堂でモーニングセットがお決まりコースで、その日も例に漏れず。そこのパンが自家製でしてね。やっぱウマいよな〜なんて上機嫌で待ち合いに戻ると、先ずはレントゲン行ってきなさいと。
レントゲンから戻って診察を受けましたところ、予想外も予想外、なんと肺炎でしてね。その場で拉致監禁w

抗体の検査も含めて全部やってしまいましょうと。
定期の受診のつもりで来てましたからねw。単に受診でも、僕にとっては貴重なお出かけ。気持ちオシャレ気味でのお出かけですよ。帽子も悩んだくらいにしてw。
それがですよ、2時間後には病院のパジャマですからねw

それはともかく、今回の本命は髄膜炎ワクチン効果は如何に。抗体は出来たのか、はたまた今回もまた出来なかったのか。
数日後にその検査結果が出ましてね。

結果は残念ながらサクラチルの不合格。
その時点での主治医の見解は、何らかの免疫系疾患。おそらくは骨髄腫、もしくは低γグロブリン血症、これらが有力候補。
なんせ初めて聞く病名なんで、良いんだか悪いんだかすらも分からんというw

最初は白血病も疑われていたけれど、おそらく白血病では無いとの事で一安心はしたものの、じゃ骨髄腫ってナニ?って話しでして。「まぁまだ決まったワケじゃ無いからね」と、どうにも歯切れが悪い答えで。
先生が居なくなってから速攻携帯で調べましたよ、骨髄腫とグロブリンなんちゃら。読み進めば進む程にロクなこと書いてないしw
読めば読むほど両方に思い当たるフシが沢山w

そんでもって近々に骨髄を採取して検査しますとの事で。
注射自体は麻酔するから痛く無いとの事だが、骨には麻酔が効かないから...、ってことは痛いんじゃんねw

数日後に骨髄検査に呼ばれましてね。「どっちが良い?」って聞かれましたよ。バニラとチョコどっちが良い?的な感じで。
「胸か腰どっちが良い?」答えとしては「どっちもヤだ」ってなコトですが、銀ピカのトレーに乗っかってる針やら注射器やらをチラ見しましたらば、結構な長さの、それでいて太さは爪楊枝より太いんではなかろうかと言う針が見えましてね。
胸って事はその一部始終をしっかり見届けねばならん訳で、痛さプラス視覚効果、そのうえ動いてはいけないだろうから胸はナシw

「じゃ〜腰ね〜」と軽い感じでw。「ちょっとチクッとするよ〜」って毎度毎度言われるけども、チョットだった試し無いからねw。まぁ御多分に漏れずですわ。
最初のが麻酔だったみたいで、次ぎのヤツは全然痛く無かった。途中までw
「どぉ?痛く無いでしょ?」と。確かに痛く無かった、全然ね。「これから骨に刺さるから。痛く無い人は痛く無いから」って事は、痛い人は痛いってコトw。
腰から伝わり来る感触で、注射器にかなりの体重をかけてるのが分かりましてね。
何度かグイグイ押っつけてると「ガコッ!!」と骨盤に何かがw!
コレね、腰で正解でしたわ。こんなもん目の前の胸骨でやられたらもぉ〜www

問題はその直後ですわ。見えないからアレだけど、おそらく骨髄をチュ〜チュ〜吸い出してると思われるんですが、その感触が痛いとか辛いとかでは無く言葉では言い表せない感覚でしてね。要するに骨髄をチュ〜チュ〜されてる感じ(笑)

終わってみると実にあっけなく、全行程10分ほど。その後、一時間ほど寝かされて病室に戻りました。結果は数日後との事で、ただただ骨髄腫では無い事を願う数日間。奥さんとも相談して、もし骨髄腫だった場合には抗がん剤は使わないで余生を送る事を決めて当日を待ちました。

結果はどっち!?オレ!?


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義足生活-5 [義足生活]

現在入院しながら1年前の入院時に思った2年前の入院!?オレ!?


◯◯なのか!?オレ!?のネタも尽きましてね(笑)
「尽きた」ってか書いてる本人に「飽きがきて」ましてねw、何を隠そう。
時系列が追い付いたら止めよ〜っと。
宣言すんのか!?オレ!?

始める時は何も考えないで書き始めたけど、何度か続けてるウチに義務感?みたいなモンがわいて来ましてね。いつの間にか止めたら負けみたいな(笑)コトに自分の中でなって来てましてね。

近々時系列も追い付きますんでね。いつのまにか無くしますよ。人知れずこっそりと。一番下までスクロールして行っても見当たらない時は「あ、負けたんだな...」と、察して頂ければ幸いです。


話しは前回に続きまして、去年の晩秋から年末年始。

相変わらず巨大総合病院救急に短期入院を繰り返しておりましたが、幸いな事にいずれも大事には至らず、自宅でガキの笑ってはいけないを見て年を越す事が出来ました。前回の年越しは、両足も無くなり熱も下がらず、身体はあちこち不自由だし数え上げたらキリがない程の失意と喪失感の中、病室に独りボッチ...www。

そんなんから比べたら格段に上出来な年越しでしたね〜。
年越しに限った話しではないけども、「当たり前の事が当たり前に」ってのは決して当たり前では無いんだなぁ〜と。当たり前の事が当たり前に出来ると言う事は、とても有難い事だと。
こんな極々当たり前の事を、誰かから聞くなり何かを読むなりしたとして、言葉上や文章上では当然理解は出来るけども、以前の僕なら文字通り上っ面の理解だったなと。
元々思慮がとても浅い人間なのでねw、色々な物事の有り難みが分からんヤツなんですよ、オレ。それはもう笑っちゃうくらいにw。
「コイツにはこれくらいのお灸をすえないと分からんだろ」ってな事で神様がバチを与えたんでしょ〜な。
取りあえず右足とぉ〜、耳1つとぉ〜、目1個とぉ〜、あ、やっぱ左足も〜ってな感じで決めてったんでしょ〜ね。いや、知らんけどw。

まぁそんな神様の粋な計らいで、以前は普通だと思っていた事が実はとても有難くて尊い物だと思える様になりましたよね、上っ面でw。

そんな有難い極々普通の年越しをして、今年の2月、リハビリ病院で散々お世話になったリハビリの先生達との新年会。
退院してから初めて自分だけで街中へ外出。しかも飲み会。でも一緒に居るのがリハビリの先生達だから結構大船に乗った気でw。
すごく嬉しかったな〜。こんなふうに飲みに出られるなんて思ってもいなかったから。そしてその事を自分の事の様に喜んでくれてた先生達、ちょっと泣きそうになりましたよね、内緒だけども。ホントは凄く心配だったろうに、快く行かせてくれた奥さん。ゴメンよぉ〜ホントはハシゴして帰ったんだ...www。

普通の事が当たり前に出来るというのはいかに有難い事かと。

ホントに有難いと思ってんのか!?オレ!?


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義足生活-4 [義足生活]

今度はナニ!?オレ!?


まさかいきなり入院とは思ってもいなかったので少々面食らいましたが、検査の結果は大した事は無く大事をとって数日入院。肺炎までは行かんけど気管支炎としてはマァマァ悪い方ってな塩梅。

早めに駆けつけた事も有ってか、予定通り数日で無事退院。

時系列的には丁度去年の秋。まさに今頃です。この時の入院を期に、この歳の年末までに何度もこの様な短期の入院を繰り返す事になるのですが、決まって入院はこの巨大病院のICU。過去の2回はいずれも運ばれた時の記憶は勿論のこと、意識も無かった様でして。
最初の時は運ばれてから約2ヶ月意識不明。2回目の時は運ばれた直後に意識を無くしたらしく、その後4〜5日意識不明。
ところが今回は意識がまともに有る状態でのICU。

ぶっちゃけゾッとした...。
何にって?
自分がここの最奥に居たのかと思うと。

緊迫した状況がカーテン1枚隔てた向こうからビシビシ伝わって来る。
そのピリピリした空間を飛び交う言葉の語気からも、その緊迫感がイヤでも伝わり来る。
電話が鳴り誰かが出て、用件が済むと二言三言。
即座にべッドの用意。直後に外に救急車の音。
受け入れに出向くのであろう急ぐ複数の足音。
慌てふためくだとかドタバタと走り回るだとかは一切無い。実に粛々と。
それらが戻って来る時の音は、明らかに行きとは別の大所帯の足音になっている。
ペタンペタンとスッスッの病院関係者、救急隊員の重低音靴音に装備品であろう重めの金属音、ストレッチャーの車輪と床のPタイルが擦れる低い『み』に「濁点」の独特の音、そしてなにより呼吸器の音。
一晩のウチに何度もそんな事が繰り返される。

きっと救急の人達にしてみたら至極当たり前の毎日なんだろうけど、とてもじゃないがボクには絶対無理。人それぞれに考え方も有ろう事とは思うけど、「病院の花形は救急だ」と言うのもあながち間違いでは無いと思った。

丁度1年ほど前のこの入院時に、ICUの非日常的空間にて思い返して想像してしまった自分の初回入院時。
実にややこしい。
1年程前に入院した際に、更にそこから約1年前の初回入院を思いゾッとした、と言う話しを書いてセーブしている間に、実はまたしても入院になってしまいましてね(笑)。

現在入院しながら1年前の入院時に思った2年前の入院!?オレ!?
意味不明&長ぇ〜しw↑↑↑


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義足生活-3 [義足生活]

ツタヤとか行っちゃう!?オレ!?

乗るまでは結構躊躇しましたが、思い切って乗ってみると自分が予想してたよりも全然イケてて拍子抜け。自転車のペダルを踏むにあたっての膝の曲がり角度の問題も、後日ゆっくり考えてみると意外と簡単に解消法を思いつき、早速試してみるとまぁまぁ及第点。あとは乗って慣れるしか方法は無いかなぁと。

つ〜ことで早速、ツタヤをはじめ近所のチャリで行けそうなお店は殆ど行きました。
明確な目的を持って行ったお店は1割有るか無いかですが、タクシーの世話にならずに気軽に行けるので気楽なもんです。今までは、わざわざタクシーを呼んでたかだか1メーター2メーターの距離を移動してましてね。「どちらまで?」と聞かれて凄い近くの場所を告げる時の後ろめたさw。しかも支払いは障害者手帳で割引w。そんな後ろめたさに気が引けて、結局どんどん出不精になって行くと言う悪循環。
気がつくと1丁隣りのコンビニに行く以外は、月に1回程度の通院しか出かけなくなってしまいました。立派な引きこもりですw。

チャリ再デビューを期に脱引きこもりと言う事で、天気の良い日は積極的に出歩きました。ただし風の弱い日限定w。追い風はヨシとして、向かい風だとなす術がないのでね。立ち漕ぎ?激チャリ?正しい呼び名が分かりませんが、なんせアレが出来ないんで。
向かい風と上り坂はナシの方向でw。

最初にツタヤに行った時、何年かぶりにギターマガジン買っちゃいました。つでにプレイヤーも。ヤングギターは表紙の時点でパスwww。あとMac関連とDTM関連の本。僕が入院してる間にマックのOSはライオンってヤツに変わってました。ホントは波乗りの雑誌も欲しかったけど、もう沖のラインナップに並ぶ事が出来ないかと思うと立ち読みだけで止めました。釣りの雑誌も読みたかったノースアングラーが無かったので今回はナシ。男性誌コーナーは後ろ髪引かれながらパス。それにしても魅惑的な表紙が多過ぎw。僕が入院している間に世間は熟女ブームになったのか?やっと時代が俺に追い付いた様だ(笑)。

まぁそれはさておき、僕が置かれている現状としては先に受けたワクチンに対して、抗体が出来ているのか否か。チャリに乗れる様になって浮かれているウチに1週間2週間、1ヶ月2ヶ月と月日は流れまして。その間何度も主治医の元へ受診に行ったのですが、特に大して特筆すべき様な体調の変化も無く、毎回決まって訊かれる事は「熱は出なかった?」でして。幸いにして時期的にも暖かい季節だったからか、退院してからは一度も大きな発熱は有りませんでした。ただ主治医が心配していたのはこれからの季節。やれ風邪だのインフルエンザだのが流行り出す季節。「とにかくちょっとでも熱が出たらすぐに救急に来る様に」との言いつけで。

退院してから、特にチャリに上手に乗れる様になってからというもの、急速に行動範囲が広がりまして、すっかり尾だっておりました(笑)。僕にとって素晴らしい義足のお陰で、足が無い事を忘れるくらい。ドコへ行くにもチャリで楽々、杖なんて要らねぇ〜ぜってなモンで、完全に尾だってましてね。
そしたらやっぱりエライもんで、ちゃ〜んとバチが当たりましてね(笑)

発熱ですよ、はつねつ。

余裕で39度超え。
サンテFXの織田裕二ばりに久々に発熱「キタァ〜〜〜〜ッッッッ!!!」

はい、即入院www


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義足生活-2 [義足生活]

乗れんのか!? オレ!?

去年の丁度今頃の話し。

ドクターからの遠出禁止令を受け、完全に途方に暮れてました。
キャンプに行った際に、その近所を流れる綺麗な清流にて振ろうと思っていた、ワンピースのパルサーを車庫の中でビヨンビヨンと素振りしてはため息。
1軍ルアーケースのミノーをベンチにズラっと並べてはため息。
他にテントやらサーフボードやらウエットスーツやら...。
ため息吐き過ぎて死ぬトコでしたわ。吸ってるヒマが無くてw

そんな時に目に入ったのが、1年程車庫の奥にひっそりと存在無さげに傾いていたMY自転車。赤の。

オイルも切れて、タイヤの空気も抜け切って。
なんだか可哀想になりましてね。
先ずはタイヤに空気をパンパンに入れて。一度部屋に戻って引き出しから556とグリスを持って来まして、それから各所をグリスアップ。チェーンも精悍な黒を取り戻してイイ感じ。ウエスを何枚か持って来てとにかく磨く。

義足だと、膝が90度くらいしか曲がらないのでしゃがめない。せめて片方が健足だったら片膝着いて立て膝になれるんだけど、僕の場合は両足義足なので車庫に有るベンチに座って作業。
外は良い天気。シャッターを開け放っての作業は全くもって捗らないんだけど、とても良い気分。だんだんピカピカになっていく自転車を見ていると、なんだか乗れそうな気になりましてね。

キレイに磨いてピカピカになった自転車を、恐る恐る車庫から押して外に出して。
1〜2歩下がってマジマジ眺めて見たりして。
去年はコイツに乗って街まで行ってたんだな〜とか思ったりして。
思い切って跨がってみたりして。そしたら思いのほかサドルが高かったりして。
サドルを下げたら、膝の曲がりが足りなくてペダルを踏み込めなかったりして。

なんせ足首が固定なんで、ヒョイと片足伸ばしてつま先立ちとか無理なんで、咄嗟の時に安全に足を着けるサドルの高さ。かと言ってサドルを下げると膝の曲がりが足りず、ペダルを漕ぐ動作の途中で足がペダルからポロって外れてしまう。
当然だけど、足の裏の感覚なんか無いから、ペダルが正しい位置で踏まれてるかどうかは全然分からない。

けど、なんだか乗れそうな気がする。

フラフラしながらも、どうにか前に進めましたね〜。

ペダルを踏み込むと、ツルンと足がペダルからズリ落ち、どうにか立て直し。
それでもやっぱりサドルが低い様で、片方を踏み込んでもう片方の足が上の方へ上がって来ると、膝の曲がりが足りず知らないウチにペダルが踵ギリギリの位置にズレてしまっていて、踏み込む際にまたポロンと外れてしまうの繰り返し。

道の向こうで一端降りてサドルを元々の高さ近くまで戻して再チャレンジ。

今度は割りとイイ感じ。
勢いに乗って町内一周。
歩いたらあんなに遠いコンビニも一瞬で。果てしなく遠くに感じたスーパーもコレなら楽勝〜。信号を2つ行けば回転寿しも行けちゃうし。

なんだか楽しくなって来たな〜っと!

ツタヤとか行っちゃう!?オレ!?


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