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メモらいず [髄膜炎]

ここ数年メモライズがひじょ〜に怪しくて参っております俺です。

特に最初の電撃型髄膜炎とやらを患ってからというもの、それが顕著で顕著で。

その最初の髄膜炎をやらかした際に、脳浮腫とやらも併発したらしくてですね。
それも前頭葉に。前頭葉と言えばアナタ、それは記憶その他を司る大切な場所らしく、そこが某かの影響を受けたと思われましてね。
そもそもず〜っと高熱が出続けて脳全体が腫れましてね、感染症で。中でも特に前頭葉が強く圧迫された状態で、CTでも前頭葉が白く影が出来てる状態だったらしく。

主治医いわく「万が一、意識が戻ったとしても御主人が御主人である可能性が極めて低い」ってな事でございましてね。

それから約2ヶ月後、三途の川で釣り三昧豪華クルージングの旅から戻りましてw。それからというもの何かと記憶障害に至りましてね。

基本的には本人は記憶が無いのが分かってませんので、色々話して行く過程で「そんなコト有ったんだ?」ってな感じで虫食いになっている箇所が発見される様な感じ。映画やドラマでの記憶喪失って何かうっすらとモヤが掛かった様な感じで、とあるコトを切っ掛けに次々と記憶が蘇って来る的な感じじゃないですか。でも僕の場合はそんなこと無くて、「無いモンは無いっ!」て感じ。うっすらもモヤも何も無い。完全にその部分が虫食いで無くなってる。

例えば、ある写真を見せられたとして、その写真を撮った事は覚えていても、なぜ一緒に写ってる人達とその場所へ行ったのか、その場所は何処なのかが分からない。また別の写真では、写真も含めその前後も全く記憶に無いとか。そんな場合はその場所で出会った人すらも全く記憶に無い訳で。

携帯電話の電話帳なんか結構知らない人が多くてですね。でも突然来るメールなんかの雰囲気から察するに、結構仲が良かったんだろうなとw。

あ、ちなみに退院してから2回くらい、携帯のメモリーを全てすっ飛ばしてますのでw、不安な方は是非一度連絡頂けると非常に有難いですw。その際はお手数ですが氏名年齢住所ご職業等々御書き添えの上、「メモライズ発掘係」までどしどし御連絡を頂ければ幸いですw。なお、女性の場合はスリーサイ・・・・うそです。

そんでですね、救急から転院したばかりの頃はとんでもない数の薬を処方されておりまして、毎食後と寝る前、更に頓服ととにかく色々な薬を飲んでおりました。
以前なら何て事無いんでしょうけども、この時期は毎回飲む薬を覚えれなくて、毎回看護婦さんに持って来てもらってました。なさけない...。
そんでもって看護婦さんの名前も全然覚えられない...。そのリハビリ病院は6ヶ月も居たのに看護婦さんの名前は全然覚えてないんですよね。いや、名前は漠然と覚えてるんだけど、名前と顔が一致しない。散々お世話になっておきながら全くもって失礼なヤツです。場末スナックとかブル中野とかサンダーバードとか、アダ名は勝手に付けててソレはしっかり覚えてるんだけどwww。

そういやつい先日、てっきり送ったもんだと思っていたCD-Rが見つかりましてね。随分前に某SNSで大学時代の先輩とチャットで話してて、CD-Rを送るので聞いてみて下さいなと。言ったまでは良かったんですけども、すっかり自分の中で奥さんに渡して送ってもらったコトになってましてね。せめて届いたかどうかくらい言って来んもんかねぇ〜と、一時期は憤慨しておったんですけども、そんな事もすっかり忘れておりましてねw。

そもそも送ってねぇ〜もんw、届いたもへったくれも無いよねぇ〜w。
ごめんっ、ヤ◯ギさん!

それにしても俺のメモリー機能がぁぁぁ


只今のBGM
右に2メモリ by DON*BAND


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義足生活-1 [髄膜炎]

ワクチン効くのか!?オレ!?


どうなんでしょうねぇ?
コレばっかりは神のみぞ知る領域なので。
現状では「わからん」ってコトです。

でもこれね?自分の命に関わる類いのワクチンを接種して色々思ったんですけどね、例えば「インフルエンザ」。

インフルエンザワクチンて、僕らが子供の頃は毎年冬になったら学校で集団接種してましたよね。よその地域はどうなんだろ?北海道だけかな?
香港Bだのソ連Aだのって毎年予測して。アレって効いてたんでしょうか?

いえね、僕は幸いにしてガキの頃はインフルエンザにはなった事が無いんですが、ソレはワクチンが効いてたから、かからなかったんでしょうか?
それとも、ハナっから僕の所にはインフルエンザウイルスが飛んで来なかったから、かからなかったんでしょうか?
コレって実際には誰にも分からないですよね?

「はい、インフルエンザワクチンですよ〜」って、ただのブドウ糖とか注射しても分からないですよね。仮にインフルエンザに運悪くなったとしても、ワクチンの型が合わなかったんだな〜と。それの逆の場合は、ワクチンが合ってたから今年はインフルエンザにならなかったと。

どうなんですかね?実際w。やっぱこういうのは「気の持ちよう」なんでしょうかねw。何打ったってなる時はなるし、ならない時は丸腰手ぶらで居たトコロでクシャミひとつも出ないだろうし。

一応、主治医の先生から言われているのは、とにかく「異変が有ったらすぐに救急に来なさい」と。特に「熱」。熱出たら大至急来なさいと。「あなたの場合はすぐに命に関わるんだから」とキツく脅されましてね(笑)。奥さんからも背中グイグイ小突かれたくらいにしてw。「ちょっと調子良くなるとすぐライブだバンドだって言うんですよぉ、センセ〜」とかチクられましてね。先生は完全に嫁サイド。
「キャンプ場でやる野外のライブが有りまして、ソレに出..」
言い終わらないウチに「絶対にダメに決まってますよねぇ、センセ!?」と嫁。
『絶対』『ダメ』『決まってますよね』のトリプルパンチ。

結果、当然の如くアウェイ裁定の『NO!』でございます。
とにかく今回のワクチンの結果が出るまでは大人しくしてなさい、っちゅ〜コトでした。何か異変が有った際に、すぐに病院に駆け込める環境に居なさいと。
バンドはともかくとして、キャンプだの野外ライブだの馬鹿も休み休み言いなさいと。太陽の里ってドコ?なに、富良野!? 馬鹿なの!? 死ぬの!?
正面から主治医、背後から嫁さん。畑中葉子ばりに「後ろから前から」どうぞ状態で......古っw

義足も調子良くなったしワクチンも打ったしで、本人は結構ウキウキだったんですがね...。実際には自分が置かれてる立場ってのは結構危うい状態らしく。いつ大事に至っても不思議では無かった様で。その「後ろから前から」状態でこっぴどく怒られてた時に、「奇跡ってのは2度も3度も起こらないんですよ!」と。エラく心にしみましたです、はい。

結果が出るまでは近場で慎ましく過ごそうと。
とは言うものの、車庫を見渡すと楽しそうな物が一杯有りましてね〜。
釣り竿とか、釣り竿とか、釣り竿とかw。サーフボードとか、テントとか、マウンテンバイクとか。アウトドアばっかりw。

自分のチャリなんてホント久しぶりに見た気がして。何気にタイヤ触ってみたら空気全然入って無いし。タイヤがペコペコだと何だかチャリが可哀想な気がして、空気入れを探してタイヤをパンパンにしてやりました。
せっかくだからチェーンをグリスアップして、各所に556。ついでだからってんで綺麗に磨いてやって。
そうこうやってるとエライもんで、何だか乗れそうな気がするぅ〜っ。

乗れんのか!? オレ!?


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膝立ち以上義足未満-7 [髄膜炎]

抗体出来るのか!?オレ!?


2回目の髄膜炎、その退院から4週間。
いよいよ抗体検査の結果発表〜!

結構待たされましての結果発表。
「え〜とですねぇ、結果がアメリカから戻ってきまして。」
その後あ〜でもない、こ〜でもないと色々注釈がつきまして。
結果「陰性でした」

「良かった〜!陰性でしたか〜」と喜んでたのもつかの間。
「陰性って事は抗体が出来て無いってコトですよ...。」と。
逆でした...w
肝炎でもエイズでも「陽性」でアウトだから、てっきり抗体検査も同じだと思ってヌカ喜び。抗体の反応が「無かった」ので「陰性」ですと。要するにアウトっちゅ〜コトでした。

というコトで、早速髄膜炎のワクチンを接種する運びとなりまして、色々な書類にサイン連打。このワクチン接種で「おそらく抗体は出来るでしょう」とのコトなので期待に満ちてのワクチン注入。
逆にこれで抗体が付かなければ、有る程度原因が絞られるらしい。ワクチン接種してすぐに抗体が出来る訳では無いらしく、数ヶ月後に再度血液検査する事となりました。

それはそうと、義足のヌーブラ作戦。
早々に素材が見つかりまして、早速作業に取りかかりました。
結果、大成功!
幾つか問題点は有ったものの、概ね及第点。つ〜か以前から比べたら満点に近い。
以前はライナーを装着する事すら出来なかったのに、今回は装着は当然のこと、歩いても全然痛みナシ。なんなら小走り出来るくらい。ココまで違うのか!?と技師サンと大喜び。

次の日、独歩(杖ナシで)で一丁向こうのファミマまで行って来ました!
歩道の段差も問題ナシ、店舗入り口の階段も問題ナシ。ホント自分の足みたい。
足元を注視しなくても歩く事が出来て、足が有った時みたいに歩けて、たかだか裏のファミマに行ってコーヒー買って来ただけだったけど、嬉しくて嬉しくて涙が出た。
車椅子に乗って自由に売店とか行けた時も相当嬉しかったけど、桁違いで嬉しかった〜。

ってな感じで義足の方は一気に解決に向かいまして、やっとやっと仕上げのソケット制作着手と相成りました。
技師サンには色々とお世話になりました。ホント。

いずれは半ズボンで義足丸出しで出歩こうと思っているので、シャフト部分はカーボン?か何かの黒のメッシュみたいなパイプにしてもらいました。
スパルタンな感じ(笑)。

当面は髄膜炎のワクチンが無事に効力を発揮してくれる事を願いつつ、数ヶ月後の検査を待つ事となりました。

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膝立ち以上義足未満-6 [髄膜炎]

抗体出来るのか!?オレ!?


二度目の髄膜炎、1ヶ月強ほどの入院期間で晴れて退院となりました。
途中、幻覚幻聴の予期せぬ珍体験も経験しましたが、髄膜炎自体の症状は先生達のお陰で加速度的に良くなって行きました。あとはアメリカに送られた検体の結果がどう出るか。退院時に、約1ヶ月後の受診予約を入れての退院となりました。
これが去年の丁度今頃。

もうお世話になる事も無いだろうと思っていたお馴染みの介護タクシー。
「あれぇ〜!?同じ名字だからまさかと思ったけど、退院したんじゃなかったの〜?」なんつって相変わらずのオジサン。
おそらくジンクスなんだろうけど、首に生やしてる1本の長〜い白ヒゲ。久々に会ったらその白ヒゲ、めっちゃロン毛になってるしw。
首の横でピロピロ風になびいててメッチャ気になる!
抜いたら凄い怒るんだろな(笑)。

そんでもって僕の検体が渡米している間は何をしてたかと言うと、リハビリ病院で期間内に仕上げられなかった義足を、引き継いで頂いた近所の外科で仕上げに向けて作業をしておりました。基本的に週1回。時間内に合わせれる所まで合わせて、また次週。非常に遅々とした進みでしたが、解決策が見つかってからは一気に完成に近づいて行きました。

僕の両足の切断手術は2名の執刀医にて手術が行われたらしいのですが、その左右の仕上がりの違いと来たらそれはそれはかなりのモノでした。親方と見習いのアルバイト。大袈裟でもなんでもなくホントにそれくらい違う。左足は親方作。右は見習い作の実験台。左の親方作の方は手術から2ヶ月で傷も完治し、断端の仕上がりも素晴らしい。右は手術から4ヶ月以上経っても中の吸収糸がズラっと1列端から端まで出てましてね。傷口もず〜っと治らず。その飛び出してる糸ってのも「巨鯉クラブ」の道糸に使われそうなテグスでしてねw。太いうえに2〜3ミリ無精髭みたいに出てるもんだから、糸が引っかかったり押されたりで激痛なんですよね。骨もやたら鋭利でとんがって飛び出てるし。普通は筋肉で骨を抱き込む(?)様に処理するらしいんですけどね、それも違う。親方作の方はもちろんそう処理して有るんですけども。

あまりにもヒドいってんで、手術してもらった病院の外科に見てもらったんですけどね、ロクに傷の状態も診ずに、というか敢えて見ない感じでね、あからさまに。
「あぁ〜コレね。よく有るんだよね〜コレ」
つうか、良く有ったらダメじゃないの?もう片方はとっくに治ってる訳だし。僕の場合、幸か不幸か左右を比べる事が出来ちゃうので、出来不出来がまる分かりなんですよね。これがもし片足の切断で、なおかつ出来の悪い方の足だったとしたら、医者に「こういうモンだ」と言い切られたら、そういう物なのかなと納得せざるを得ない訳で。

結果的にその見習いアルバイト作の断端が痛くてどうしようもなくて、対処法を模索してるウチに期限が来てしまった訳なんですが。
結局リハビリ病院では実践せずに終わってしまったんですが、僕がとあるアイデアを思いつきましてね。まぁハナで笑われて聞き入れてももらえなかったんですが、それは何かと言いますと、痛い断端にヌーブラ的な物を被せてその上からライナーを付けると言うアイデアw。割りと仲の良かった看護婦さんにも頼んだんですけどね。「ヌーブラをくれ!」と。「なんでさ!やだよ、ヘンタイ!」まぁ否定はしないけどさw

結局その時点では日の目を見れなかったヌーブラ作戦でしたが、2度目の髄膜炎で入院している際にしつこくもう一回そこの外科で診てもらったんですよ。どうにか対処法は無いもんだろうかと言う事で。この時の医師はまた別の医師だったんですが、事の顛末は全て知っているし、ましてや同じ科の同僚に当たる訳ですからね。とにもかくにも頑として認めないんですよね、断端の処理がおかしくて義足が履けないと言う事を。「どうしたら良いんですかね、そしたら...」って聞いても「痛くても我慢すりゃ済む」とか、しまいには「履かないのも一つの手だ」とか。そしてその痛さも「幻肢痛だ」の一点張り。幻肢痛とは違うと思うんだよね。だってちゃんとその場所が痛いんだから。切って無くなってしまった箇所が痛いってのなら幻肢痛だって言われても納得いくけども、断端が断端として痛い訳で。もっと極論言うとだな、五体満足な奴が教科書で読みましたみたいな幻肢痛をエラそうに語んなっての。どっか切断して出直して来いって話しでさ。オマエの初心はドコへ行ったんだっての。人の話しなんざ一切聴かないで「そう言う事で良いでしょ?」ってナニ?そう言う事ってど〜ゆ〜コト?
「そ〜ゆ〜コトだから。はい、あっち行って」
つ〜か書いててハラ立って来たなぁ...。

まぁいいや...。そんでですよ。「あっち行って」と言われた先が小さい会議室みたいな小部屋で。そこにはその病院に出入りしている義肢装具業者が何人か居ましてね。僕と医師のやり取りも聞こえてたらしくて。医師が居なくなってから小声で「ボクらもただの出入り業者だからさぁ...。」と色々話してくれましてね。僕の断端を診てくれて「あぁ...。これじゃ仕方ないわぁ...。」と。そして「不良断端」だか「断端不良」だかって未知の言葉を言われましてね。中学高校以来ですよね「不良」って面と向かって言われたのw
その親身に話しを聞いてくれた見ず知らずの技師さんが提示してくれた幾つかの案の中に、なななんと「ヌーブラ作戦」に酷似した案が在ったのです。
僕の単なるド素人的発想が実際に存在する事を知って、これは絶対ウマく行くはずだと根拠の無い自信w

その事を僕の担当の技師さんに伝えましてね。是非ともヌーブラ作戦をやりましょうよと。あんたは一回ハナで笑ったけどもw。一瞬「コイツまだ言うかぁ?」的な感じにもなりましたが、どうにか説得して素材を探してもらう事に。

いや〜今回は話し長くて書き切れませんでした(笑)
次回こそ

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膝立ち以上義足未満-5 [髄膜炎]

ダメなのか!?オレ!?


この時の入院は基本的に駄目ダメ人間でしたね〜。夢と現実の中間に居る様で。おそらく夢遊病患者みたいに思われていたんじゃないでしょうか。

ここ最近すっかりブログの更新をサボってましてね。中には心配して連絡を頂いたりして。また入院してんじゃないかと。

CA3C0013.jpgなんの事は無い、いたって元気にしてまして。何故に更新が滞っていたのかと言いますと、ギターを作ってまして。それがやたらと面白い。特に「レリック」って言うんですか?なんかこう「お爺ちゃんからもらいました」的なオンボロな感じに意図的に加工をするのが面白くて。

CA3C0012.jpg一回綺麗に仕上げた塗装にひび割れを入れて、各所に傷や使い込んで塗装がすり減った感じを加えたり。あまりやり過ぎるとワザとらしいし、かといってピカピカ新品な感じもつまらんし。
CA3C0014.jpgネックも弾き込んで指板がすり減った感じにして。自分が良く使うであろうポジションを重点的に。
CA3C0015.jpg結構ナメてかかってたけど、実際にやると意外に難しい。ただデタラメにやるととんでもなく不自然(笑)。
なかなか面白い遊びを見つけてしまいました。

で、肝心な音はどうなのか。実はまだ配線してませんで、全くもってどんな音が出るのかは今のところ不明でございます(笑)。

日本の最北端稚内市に僕の古くからの友人がおりまして、彼が事有る毎に色々なギターのパーツを四季折々に送ってくれましてね。
時々彼からメールが来まして「荷物送ったから〜。」と。
あぁ、そういや丁度毛ガニの季節。届いた荷物の中身はストラトのブリッジ2組他各種詰め合わせ。鮮度が違いますよね。産地直送。
またまた彼から「荷物送ったよ〜。明日には届くから。」と。
そろそろホタテも旬だもな〜と。届いた荷物はテレキャスのピックアップのセット他各種詰め合わせ。もちろん新鮮。
今回のテレキャスには、彼から直送して頂いたピックアップを載せようと。

近々ピックアップも自作し始めるので、彼にはお礼を兼ねて僕が巻いたピックアップをクール宅急便で送ろうと思います。


それはそうと、この時の入院のメインテーマ「何故に髄膜炎を繰り返し、尚かつ抗体が出来ないのか原因を特定する」ですが、最終的には白血病や骨髄腫も視野に入れての原因究明となりました。
入院自体は1ヶ月ちょいの入院でしたが、とにかく色々な検査検査の連続でした。
退院間際に血液をアメリカに送って、とある機関にて髄膜炎の抗体検査になりました。これで抗体が出来ていれば問題ナシ。先生達もおそらく出来ているであろうと。もしこれで抗体が出来てなければ、その時はいよいよもって白血病や骨髄腫を視野に入れなければならないので、とにかく祈る気持ちで検査の結果待ち。

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膝立ち以上義足未満-4 [髄膜炎]

色々聞こえてるけど!?オレ!?


入院初日に少しばかりうたた寝をしましてね。ほんの五日間ほど。
意外とスッキリ目覚めたんですが。それからですよね、幻覚やら幻聴やらが頻発したのは。幻覚は以前にも書きましたんでザックリと端折りますけども、飛び交う電波の類いがターミネーターの視界みたいに、バンバン見えて来ましてね。こちらの意思とは関係無く色々と。それから壁や天井が柔らかな光を発しながら、ゆっくりスライド。それはそれは幻想的で、出来る事ならもう一度見たいなと。きっともう一回42度とか高熱を出せばまた見れるんじゃないかと。

そんでもって幻聴はですね、とにかく人々の声が喧しい。色々なジャンルの斬新な音楽がバシバシ聞こえて来る。頭の中でフレーズを一つイメージすると、次々完成形となって聞こえて来る。まるで天才になった気分。

僕がお世話になっていたのは入院病棟の3Fなんですが、階下からそれこそ飲屋街の喧噪が聞こえて来るんですよ。言い合いしてる声や、階段でオネェちゃんを口説いてる声。その聞こえ来る喧噪の中に、小さなライブハウス的な場所からと思われる音が漏れ聞こえて来ましてね。なにやら複数の民族的な打楽器から生み出されている大きなグルーヴ。そのグルーヴに絡んで来る、とても艶っぽいシングルコイルと思われるリズムギター。リードはいかにもテレキャスな音のスライド。
凄く心地良かったな〜。未だ脳裏に明確にその響きが残ってる。そのうち形にしたいなと。そのためには、是非とも民族的な打楽器とやらのグルーヴを会得せねばな〜なんて思っていましてね。

そんな事を考えながらテーブルの上に目をやると、「入院のしおり」が無造作に置いて有りまして、それを手に取りパラパラと。本来は入院に際しての決まり事が色々と書いて有るはずなんですが、高熱の僕には何故だかそれが階下の例のライブハウスのフライヤーになってましてね(笑)。そのフライヤーには「体験コンガ教室!初心者歓迎!」って書いて有りまして。絶対にコレに行かなきゃダメだと(笑)。

今でもハッキリ覚えてますけど、その入院のしおりを持って当直の看護婦さんに「これに参加してみたいんですけど、行ったらダメですか?」って聞きに行きましたよね(笑)、超真顔で。赤い車椅子乗って。
看護婦さん、ポカ〜んとしてました...www。
それでもなお「どうしてもダメ?」って食い下がりましてね。色々言いましたよ、ほんと。「このグルーヴを会得しないと駄目なんだ」だの、「完成形は見えてるんだ」だの、しまいには「新しいサウンドが産まれようとしてるのに!」www。

もうね、夢遊病患者ですよ。
結局、看護婦さんに車椅子を押されて病室へ。
「はい、おとなしく寝て下さいね〜」って。
「ぜったいにダメ?」

『ダ メ デ ス!』


ダメなのか!?オレ!?


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膝立ち以上義足未満-3 [髄膜炎]

乗っちゃう!?オレ!?


いやいや、結局ですねぇしばらく乗ったらダメだったんですよ。
鬼ですよ、オニ。鬼看護婦さん。美人さんだけど。

CA3C0005.jpg理由は、ブレーキが良くわからん(オレは分かってるっつの!)、軽すぎて後ろにひっくり返る(転倒防止のヤツ付いてますケド!?)、いきなり乗り馴れてないのは危険、思ってたよりも赤い。


ICU病棟の通路で早速試乗会ですよ。手の空いている看護婦さん達みんなして。寄ってたかって。入れ替わり立ち代わり。
「うわぁ〜かる〜い」だの「速いはや〜い」だのキャッキャ言って順番に乗ってやがるw。座布団も営業サンおすすめのヤツにしたんだけど、エアー版テンピュールみたいな座布団。座布団の横っちょにバルブが付いていて、座ってからバルブと開けるとプシュ〜っと空気が抜けて来ましてね。その人のお尻の形通り座布団が凹むっちゅ〜座布団。空気の抜き加減でフィット感やクッション感も調整出来るすんばらしいシロモノ。気に入った加減でバルブを閉めると、そのままの形で形状記憶が出来る天才的座布団。「コノ座布団スゴいね〜!」看護婦さん達にも超好評。

って言うかねぇ、オレまだ乗って無いんですケドも!?
一ヶ月も待ってた車椅子がやっと届いたのに、俺より先に乗るってどゆコト?
指をくわえて見てるとはまさにこの事で、コドモなら癇癪起こして泣きわめいてますよね。待ちに待ったオモチャがやっと手元に来たのに触る事すら許されず、知らないオネエちゃん達が遊んでる様をただ見せ付けられる拷問。

「この車椅子スゴイよ〜。乗ってみる?」
当たり前だろっつのw。ズぅ〜〜〜〜〜〜〜っと待ってたっつぅ〜の!

っていうか誰?一番最後に乗った人?
座布団スカスカじゃないのっ!ケツでか過ぎなんだっつのw。

散々なマイ車椅子デビュー。

相変わらず壁や天井はアースカラーを発しながら動き続け、飛び交う電波は見え続け、夜な夜な聞こえる謎の音。次回こそは幻聴編。

色々聞こえてるけど!?オレ!?


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膝立ち以上義足未満-2 [髄膜炎]

え〜っ?◯◯も◯◯◯の!?オレ!?


わざとらしく◯◯とか伏せ字にしましたけど、別に何だっつ〜コトもなくて単にネタ切れでしてね。
CA3C0582.jpg正解は『五日も寝てたの!?オレ!?』でした。
話し聞かされてちょいビビりましたよ。感覚としては天気の良い午後に、日当りの良いソファでちょっとうたた寝して目覚めた感じ。のつもり。
それが5日も寝てた。って言うか意識が戻らなかったなんてねぇ。聞かされた時はウソぉ〜んって。

ほどなく主治医の先生やら看護婦さんやら、御一行様がゾロゾロと来まして色々と説明を。結果、髄膜炎には変わりないんですが、今回で2回目にも関わらず抗体が出来ていないと。結果として髄膜炎を発症しているが、原因は他に有るかも知れないとのこと。今回の髄膜炎が治ったら、一度抗体の検査をしましょうと。それでもし抗体が無ければ髄膜炎のワクチンを接種して、更に抗体検査と。

そういえばリハビリ病院のロビーにポスター貼って有ったもんな。館ひろしの禁煙外来ポスターの隣に、中尾彬がニンマリ笑ってる髄膜炎ワクチンのポスター。
中尾彬も髄膜炎になったのかと思うと、少しだけ親近感が。ほんの少しだけね。

この時の入院は、ホント不思議な現象が多発しましてね。今思い返しても「何か変なクスリでも飲まされたんじゃ?」って。見えないはずの物が見えたり聞こえたり。
きっと高熱のせいなんだろうけど、意外と素敵な経験でして出来る事ならもう一回(笑)。
何が見えたかってーと、電波が見えてたんですよ、電波w。携帯やらWi-Fiやらの。頭の中にブラウザが有って、飛び交う電波が見えると言うか映ると言うか。ネット通販のページとか見えましてね。こっちのクーポンの方がお得だわ〜とかブツブツ言いながら、脳内でページをスクロールしてね。

これ、周りで見てたら「とうとうイッちゃいましたね、この人」って感じでしょうねw。

あとは天井や壁がゆっくり動く。じわ〜っと残像アリの直線でスライドして行って、壁や天井にぶつかるとブロック崩しの玉?みたいに跳ね返って。それが淡いアースカラーで凄く綺麗で幻想的。面会に来てくれた娘や奥さんに「ほらほら、動いてんじゃん!」って力説しても全然分かってくれなくて。まぁ当たり前っちゃ〜当たり前ですわね〜。「お父さん、頭おかしいんじゃないの〜?」って。まぁ、それは否定しないケドw。

壁や天井が動いてたアノ感じ。どうにか絵とか映像に出来んもんかな〜。
凄く綺麗だったのにな。もう見れないかと思うとチト残念。オーロラに似てたかも。

その他にも色々不思議なコトが聞こえて来ましたよね。それはまぁ次回ですかね。
そんな不思議な高熱の副産物、目覚めてから1週間程続きました。
そして本来は退院する予定でしたので、それに合わせてマイ車椅子を頼んでまして、業者さんがわざわざ自宅に届けてくれたらしいのですが、家にただ置いておくのも勿体ないと言う事で、入院中のICUにてデビュー。

赤いんだぜ〜。軽いんだぜ〜。早いんだぜ〜。

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膝立ち以上義足未満-1 [髄膜炎]

安心して良いのか!?オレ!?


完全に安心し切ってたんですけどね〜。
しかも髄膜炎なんてそう何度もかかる病気じゃないし、一度なると抗体が出来るとやら色々と説明をされてたもんで。
しかしまぁ、ホントにあっさりと。
完膚なきまでの「髄膜炎です」宣告。

まぁでも良かったですよね。これ、念のためって事で以前お世話になってた総合病院に来たから良かったもんの、そのままリハビリ病院で「髄膜炎ではありません」ってな事でやってたら、手遅れになって病院の裏口からひっそりと帰るハメになってたかも知れませんからね〜。

あと何日かしたら退院だったのになぁ...。
退院したらあのアンプを自分の部屋のこっち側に持ってきて、あのネックとこのボディを組んで、あっちにはこのピックアップを載せて。あのロッドのトップガイドを変えて、バルサミノーのスイムチェックして...。他にも一杯!
怒濤の自宅療養(笑)を送るはずだったのにな〜。

CA3C0002.jpgそんな事を考えながらボ〜っとしてたら救急の主治医が来てくれまして、「大丈夫ですかー?」とか「ココどこかわかりますか?」とか「僕の事覚えてますか?」とか、とにかく色々な事を聞いて来ましてね。
自分としては全然大丈夫なつもりだし、ちょっと熱が有るだけだよと。もちろん先生達の事も覚えているし、場所もしっかり分かっているので、当然「大丈夫」「分かります」「もちろん覚えてますよ」と。
それはもう完璧なまでに滑舌良く、活き活きとハキハキ答えていたつもりだったんですけどねぇ。腹式呼吸で。
CA3C0004.jpgするとどうでしょう、同席していた馴染みの看護婦さんやウチの奥さんまでもが、やれ「大丈夫?」だの「分かる」だの、しまいには「しっかりして〜」とか。

後で聞いたらば、図の様なコトだったらしく。
何を聞いてもバブバブ言っとったらしい...。あんなにハッキリ喋ってたのに。
めっさキッチリ答えたのにな〜。もうホント汗ばむよね〜。

その後もボクは点滴を受けながらバブバブ言い続けましてね。
思い起こせば前の夜から殆ど寝ていない事もあり、点滴を受けている間に少しウトウトして眠ってしまいました。

どれくらい眠っていたのかは分かりませんが、やたらとスッキリした目覚めでした。
しかし、ベットの横に居た奥さんから驚愕の事実をっ!?


え〜っ?◯◯も◯◯◯の!?オレ!?


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