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初級-身体障害者入門-8 [闘病記]

ドコに行くの!?オレ!?

CA3C0416.jpg「目を見張る回復ぶり」ではなく、「目に余る」回復ぶりに(笑)とうとう主治医から三行半を突きつけられた僕は、いつ赤紙が届くのか戦々恐々としながら日々のリハビリをこなし、その毎日を買いだめて有ったポンジュースと駄菓子にてシメるという有意義な日々を送っておりました。

CA3C0417.jpg思い返すと、意識が戻ってからのたかだか2週間程の間に本当に色々な事が有りました。ホントに。
渦中に居る時は、それが永遠に続くかの様に感じ何度も心が折れそうに。いや、折れました。ホントは。
喋れない事で折れ、筆談でも字が書けない事で折れ、いつまでも食べれない事で折れ、想像以上の体力の無さに折れ。結局、折れ過ぎて一周回って前向きに(笑)。結果オーライって事で。

僕が生まれながらにして持っている運の良さも多少は有ったのでしょうけど、やはり生死を分けたのは先生方の適切な処置に他ならないと。そして何より、僕の生還を頑に信じて一日も休む事無くそばに居続けてくれた嫁の「信じる」心の強さに尽きると。奇跡とは、信じる事の先に生じるものではないかと僕は思いました。

命が助かっただけでも充分に奇跡でした。当初は言葉にも詰まってマトモに会話が出来ない状態でした。両手も殆ど自由がききませんでした。特に利き手の右が。右目も感染症が酷く失明との診断でした。右耳も全く聴こえなくなりました。記憶も色々と無くなってしまいました。

でもね、信じてさえいれば奇跡は色々と起きるんですよね。

あんなに喋れなかったのに、今では健常者とほぼ互角に喋れる様になり、手も動かなかったのに、今ではこうしてキーボードを叩いてブログも更新できる様に。以前は携帯のメールすら満足に打てない有様だったのに。更には大好きだったギターも少しずつ。右目もどうにか失明を免れ少しずつ視力も出て。無くなってしまった記憶は、自分で自分の歴史を再インストールして少しずつ補完。右耳だけは復調の兆しすら見えない状態だけど、いつか必ずと信じて。

さてさて、両足だけはナンボ信じても新たに生えて来る事は無いので(笑)、リハビリの本丸として専門の病院に転院して過酷な(?)訓練を受ける事になるわけです。
そしていよいよ主治医からの赤紙が発令され、同じ市内のリハビリ専門の病院へと転院が決まりました。聞く所によると、そこはリハビリの専門で、運動機能の回復に特化していて、更に言語などのリハビリも行っている病院とのこと。
ただ、恐れていた事が一つ。僕が入る病室は4人部屋...。


トモダチ何人できるかな!?オレ!?

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