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膝立ちバンザイ-2 [リハビリ]

リハビリ出来んのか!?オレ!?

転院初日から高熱を出してしまい、当初思い描いていたリハビリを受ける事も出来ずに数日が経過してしまいました。

今後のリハビリの予定や方針については担当のリハビリ先生から、そして今後作る予定である義足については義足の業者サンから説明が有るとの事で、奥さんと二人別室に呼び出されて説明を受けました。

僕と奥さんが一番知りたかった事。それは『両足義足でも歩ける様になるのか?』の一点だけ。
そのためにはどんな苦労も覚悟の上での話しでした。歩ける可能性が有るのならどんなリハビリも頑張れますよと。

リハビリ先生の答えはこうでした。『歩ける様になる可能性は殆ど無い。たぶん無理だと。義足はあくまでも車椅子に乗り降りする際の補助的役割として考えた方が良い。そもそも前例が殆ど無い。』との事でした。
義足の業者さんの答えも似た様なものでした。『あまり義足に過度の期待を持たれても困る。義足は所詮義足にしか過ぎない。ましてや両足で歩けた人を見た事が無いし、両足の義足を作った経験も無い。』と。

正直言ってこの時が一番オチました。夢も希望も抱え切れないだけ持って転院して来ましたからね。
意識が戻って足が無い事を知らされてもそんなにオチませんでしたが、この時ばかりはカナ〜り落ち込みました。マジで。大好きな渓流釣りはもう出来ないのかと(笑)。今後は車椅子に乗ってヘラブナ釣りしかないなぁと(笑)。いえいえ、誤解の無い様に言っておきますけどもね、別にヘラ師やヘラブナ釣りを軽んじている訳では無くて、まだまだアクティブな釣りをしたいなと。ヘラはもっと歳とってからでも良いなと。釣りはヘラに始まりヘラに終わると言いますのでね。

この面談のあと、終わったその足で退院の手続きをしに行こうと思い、奥さんにもその旨を話したのですが、奥さんの意見としては『とりあえず義足は作ってもらいましょう』と。今後の車椅子生活を考えても義足の補助が有った方が何かと良いであろうと。車椅子を作ってもらうにしても、色々と書類上の手続きや申請諸々時間がかかるので、その目処がたったら退院させてもらおうと言う事になりました。


なんかこうね...、やり場の無い怒りと言うか憤りと言うか。まだ何も始まってないウチから『ムリだ』とか『期待するな』とかね...。『前例が無い』ってさ、無かったらダメなん?所詮はアンタの中での前例でしょ?何だって最初は前例が無かったんじゃないの?『前例を作りましょう!』って言えんのかな?頑張った結果ダメならしょうがないけども、何もしていないウチに気持ちを折るリハビリってどうなの?と。

正直グレましたよね。何十年かぶりにソリ込み入れてやろうかと思いましたもんね。ヘビロテも横浜銀蝿と尾崎豊に変わりましたしね。盗んだバイクで走り出しちゃいましたからね。夜の校舎窓ガラス壊してまわっちゃいましたしね。バリバリですよバリバリ。
べつに15歳の夜だった訳でもなく、支配から卒業した訳でも無いんですけどね(笑)

もうね、怒り心頭でちゃぶ台をひっくり返さんばかりの勢いでね。その場にちゃぶ台無かったからひっくり返さんかったケド。事前にこんな内容の面談になるって分かってたら、自前でマイちゃぶ台持ち込みしましたよね。それはもう華麗に舞い上がる軽量ホロウボディのマイちゃぶ台。マホガニーボディバックにメイプルトップ、トラ目びっしりのちゃぶ台。何のコッちゃ(笑)。
まぁ、そんくらい落胆しましたよと。

そんな激オチしていた僕に、巡り合わせの神様はイキな計らいをしてくれるのでした。


いつになったらリハビリ始めんの!?オレ!?



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